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2014-06-16 11:11 | カテゴリ:外食のススメ
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赤つゆのノーマルきしめん

尚武祭の熱田神宮
熱田神宮の祭りは“尚武祭(しょうぶさい)と呼ばれ、毎年、6月5日に行われるのだそうだ。
そして、この祭りから地元の人は浴衣を着はじめる。神事が暦と常に同じ時を刻む事を、改めて認識させられる話ではないか。その尚武祭が行われる日の前日、梅雨の曇り空の中、僕は熱田神宮を訪れた。
目的は願かけときしめんである。

先日、書いたように、何だか定期的にここのきしめんを食べたくなるのだが、今回は“赤つゆ”と呼ばれる醤油仕立てのきしめんが食べたくなったから。
週末近い熱田神宮は尚武祭の準備もあり祭りの飾りや屋台が立ち並び、勇壮な祭りが既に始まっているような既視感さえ覚えてしまう。
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尚武祭の準備に忙しい境内の屋台
バスで乗り付ける観光客が幾つかのグループでお参りや記念写真で参る中、僕は一人、お参りし、宮きしめん、神宮店へ向かう。
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平日でも参拝者は多い

宮きしめん神宮店の赤つゆ
店に着くと鰹だしの濃厚な香りが鼻の奥に飛び込んでくる。白つゆのあっさりした旨みも魅力だが、今日は赤つゆが目的である。お品書きの札を見るときしめん定食が950円である。
どうせならとそれにする。

赤つゆのノーマルきしめんに、ごはんと飛騨牛のコロッケと漬物が付いた定食メニューである。
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きしめん定食950円也
カウンターから、少し離れた席に陣取り定食を食べる。
赤つゆは鰹と昆布出汁ベース。そこに醤油で味付けされている。そのため色も黒い。そこから赤つゆと呼ばれるのだが、醤油の味で食べる麺に慣れない人は少し苦手かもしれない。匂い、味共、醤油の濃ゆさが満点であるから。
僕は子供の頃からきしめん、うどんと言えばこのつゆだったので懐かしさがひとしおであったりする。
そこにネギかけ放題のサービスでたっぷり、ネギをかけて食べるモノだから旨さ倍増。

ごはんとコロッケをアクセントにしながら食べたきしめん定食で腹一杯になったモノだった。
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調理場から少し離れた席に陣取る。開放的だ。
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そしてかまぼこは宮きしめん特製!“宮”の文字が泣ける!
赤つゆ、白つゆは好みの問題ではあるが、甲乙付け難い。
特にこの解放的な神宮店で食べるきしめんは特別な神々しさがある気がして、美味さが倍増するようだ。
満腹の腹を腹ごなししようと、祭りムード一杯の境内を散歩して歩いて、僕は駅への帰路に着いた。


宮きしめん 神宮店 ホームページ
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2014-06-10 11:11 | カテゴリ:外食のススメ
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宮きしめんの「白海老かき揚げきしめん」

熱田神宮へ、ちょくちょく行く。
何かに迷った時など、なんとなく御利益が欲しい時に行く。

そう言う意味で僕は信心深い方だと思う。
熱田神宮は名古屋の街中にある。
比較的に都心に近いエリアなので近隣の道路は行き交う車で一杯だ。
そんな街中をくぐり抜け参道に入ると森になる。街を遮断するように石垣と杉の木が立ち並ぶ境内は“神宮の森”と呼ばれる程に外界とは違う風景である。
御神体は草薙の剣。日本武尊が八岐大蛇を征伐した時、大蛇の尻尾から出てきたと言われる霊言あらたかな剣と言い伝えられている剣だ。
でも、一般に公開された事はない。
昔、NHKの番組の取材で草薙の剣を取材させて欲しいと依頼したのだが、「御神体をお見せする事は出来ない。」と宮司さんが取材に応えていたのを記憶している。
そんな神秘の熱田神宮である。
真夏に訪れても木々が程よく陽の光を和らげ涼しい。森林の遮熱効果を感じる事が出来る森で、気分も落ち着く。

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正月の熱田神宮。参拝客で一杯。。。
参道を通ると土産物屋が一つある。
その奥にはきしめん屋が一軒。

「宮きしめん」と言う古いきしめん屋が白玉の麺を茹でて食べさせてくれる店で、大きなテントの下で神宮の森を感じながら食べる、屋台な風情で参拝客から受けている。
なかなか、凝った店で汁が二種類。

醤油をベースにした赤汁と白だしをベースにした白汁があり、メニューによって汁を変えて出してくれる。
僕はここの“白エビかき揚げきしめん”が好きで、参拝に行った際は必ず、ここできしめんを食べる。汁は白汁である。
さっぱりアッサリとした白だしの味が、かき揚げの衣とよく絡んで白エビの香ばしい旨味が引き出された逸品だ。

醤油のきしめんに慣れた人は、その透き通った汁に味が薄いと誤解するかもしれないが、白汁の出しの味は赤汁より濃厚で旨味がある。醤油の風味とは違った鰹だし汁の風味。コレの味を知ったら「きしめんは白汁が一番!」と今までの“汁感”を撤回する人も出てくるだろう。
僕もコレを食べるのが楽しみで熱田神宮に行く事があるくらいだ。


アレ?そうすると、僕は信心深いより、食い気で熱田神宮へ行っている事になりはしないか?
つまりは、「花より団子」って訳だったか。。。


宮きしめん 神宮店

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2014-06-03 11:11 | カテゴリ:外食のススメ
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スガキヤ、夏の定番。冷やし中華。

今では結構、当たり前になってしまっているが、冷やし中華にマヨネーズをつけて食べると言う事は昔はなかった気がする。
では、その食べ方に至った経緯を思い返してみると、スガキヤが最初だったように思う。

スガキヤと言うのは東海地方を中心とするフードコートのラーメン店。
ココで夏に提供されるメニューに冷やし中華がありそこにマヨネーズが乗っていたのである。
最初、それを見た時は少しギョッとした。

冷やし中華にマヨネーズ!?
マヨネーズと言えば洋食のソースと言う認識しかなかった僕には、ちょっとその味が想像出来なかった。
しかし、マヨネーズをつけた冷やし中華はあっさりとした感覚があり、酸味のつよいかけダレにマヨネーズのマロ味が加わって、体験した事のない美味さだった。
サラダ風味とでも言うのだろうか。
新しい味に出会った気がした。
それ以来、家で冷やし中華を食べるのもマヨネーズは欠かせない調味料となる。
後にマヨラーと呼ばれる人々ほど、マヨネーズにハマってはいないが、冷やし中華にマヨネーズと言う新たな食べ方は僕を魅了した。


しかし、この食べ方をはじめたのはどこの誰だろう?
一説によると40年位まえに京都で食べたと言う人がいる。
また、「関西ではそんな食べ方はない!」と言い切る人もいる。

マヨネーズ冷やし中華の源流が知りたい今日この頃である。

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スガキヤ定番、ラーメンセット。。。

スガキヤホームページ

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2014-05-28 12:12 | カテゴリ:外食のススメ
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すっかり食べ終えてしまった焼き肉。。。

名古屋のカフェ仲間の友人が地元の静岡へ帰ってしまうと言う話だったので、皆でお別れの食事会をする事になった。
場所は名古屋の焼肉屋。
焼肉屋へ行くのは数年ぶりの事。
普段でも、僕は外食のチョイスに“焼肉”の2文字がない。
嫌いだと言う訳でもない。
あまり、食指が動かないだけだ。
皆で集まった日曜日の夕暮れ。
行きつけのカフェでだべったあと、焼肉屋へ向かう。
住宅街の中にある焼肉チェーン店だったが、日曜の夕方、家族連れで一杯。
待ちの家族もわんさかである。
友人がネットで予約しておいてくれたおかげで程なくして席に着けたが、主賓の三人はまだだった。
三人と言っても友人夫婦と一歳半のベイビー。二人と半人か。
暫くさて主賓がやって来て、焼肉パーティーの始まり。
久しぶりに会う友人達は元気そうで何よりだった。
ビールも美味く、焼肉も久しぶりに食べると美味しいものである。
ツマミながらちびちびやるのには丁度よい。
最初にまとめて頼んでテーブル狭しと置かれた生肉の皿だったが、みるみるウチに皿が減って行く。
チェーンでありながら最近の焼肉屋さんの肉は驚くほど柔らかく、油っこさがない。
肉はベイビーにはハードな食べ物で食べる事は出来ないが、サイドメニューのマイルドな食事をママに食べさせてもらっているベイビー。
大人が沢山いて、彼がスターになってしまったパーティに大喜びではしゃぐ。


愛すべきベイビー、タグオヘ。
困難な事は大きくなれば出てくるだれう。友達、恋人、家族でさえも、信じられない状況が訪れる事もあるだろう。
でも、こんな日があった事を忘れないで下さい。
皆に愛され、君が笑顔でいれた事を。

本当に子供は罪がなくてイイ。
世間話を皆でしながら静岡談義など。
焼肉はあまり得意な方ではなかったが、こうして皆でワイワイやりながら食べるのは良いものだ。

しかし、少し来ないウチに焼肉屋メニューはバリエーションに飛んだものが多くなっている。同じカルビでも色んな味があって面白い。
カルビ一つでも、通常のものから塩、甘辛ダレに漬け込んだものまで、色々、楽しめる。
昼メニューで焼肉定食を出している店もあるようだから、今度、チョイスしてみよう。
たっぷり食べて、楽しんだ後、何時ものカフェのナイト営業へ。


夜店主も一緒になってタグオと戯れる。
本当にベイビーのはしゃぐ姿にはほだされるものがある。


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夜のカフェ、戯れるベイビー。。。

この日の焼き肉“あみやき亭“

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2014-05-13 13:13 | カテゴリ:外食のススメ
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餃子の王将、ハーフ醤油ラーメーン。あっさり味。

久々に友人と“餃子の王将”へ行った。
昔の王将は男ばかりでガッツリメシのイメージがあったが、今では安価でガッツリ大盛りの中華レストランになったようで、女性だけの客やカップルの客も多く見受けられて、そのイメージの変遷がすっかり過去とは違った物になった事に驚いた。
店の作り自体、カウンターと僅かなテーブル席で油ぎった店内イメージだった昔とは違い、今は調理器の進歩もなされている所為だろう、昔より綺麗になっている。そう言った理由からだろう、女性にも敷居が低くなったのだ。

昔のガテン系のガッツリ食堂的なイメージは今の“餃子の王将”にはない。
それにつけ今の若い女性は結構、食べっぷりがよい。僕らの着いた席の右隣のテーブルにやって来たOL三人組は、餃子、唐揚げ、レバニラ炒めなど、ガテン系の男子さながらの量の皿数を注文してアルコールをあけていたし、その反対側、左隣りの席に着いたカップルはいきなり餃子を三人前注文していた。
いやはや、今時は女性もガッツリメシでパワーをつけるのだと、恐れ入った次第である。若い頃、僕も王将の中華飯+チャーシュー麺+餃子一人前+ビール位は当たり前に食べていた。しかし、四十を過ぎた辺りからそういう大食漢は出来なくなってしまって、今は写真に上げたハーフの炒飯+ハーフラーメンでも食べ切れない。年は食も細くするのだと、身をもって感じる今日この頃である。

体力の衰えと並行して食欲も減退してくるのだと思うと悲しいモノはある。

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同じく王将のハーフ炒飯。コノ量でも残してしまう自分がいる、現在。。。

衰えが自分にもやって来たか。。。などと悲観的になってしまう。
しかし、その分、味わって食べるようにすれば良いのだろう。先日、観た樹木希林さんの映画ではないが、年相応のモノの感じ方もあるのだ。
どか食いはもう出来ない。
だから、一食、一食を味わってしっかりと食べる。
それは若い頃には出来なかった食べ方であるから、そう思って食べる量の多いとか少ないでない、食の幸せの価値観を変えてゆけば良いのだろう。どうしても、残してしまう量の食事になってしまうのなら、本当に食べたいものだけをじっくり、時間をかけて食べるのだ。
そうすると僕の場合、外食はうどんやらの麺類、お好み焼きなどの粉物に限定されてしまうのが悲しいが。

つくづく、自分でも小麦粉好きだとは思う。

「餃子の王将」ホームページ

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