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2012-02-29 22:04 | カテゴリ:外食のススメ
タラの味噌焼き

“babooshka CURRY & CAFE”

名古屋は本山。
閑静な住宅街の中、その店はある。
大通りから一本、道を入ると、そこには勾配のキツイ坂に出くわす。その道の途中、ともすれば見落としそうなその店の看板は白い塗り壁に小さく控え目に設えられている。
急な階段を登り店の入口へ、入口の脇には店主どのの物と思しき自転車。昭和の1970年代あたりに建てられたと思われる古い民家を改造したこの店の入口は、“玄関”と呼ぶに相応しく、初めて来たにも関わらず、何度か訪れた親族の家に久しぶりにやって来たような、まるで懐かしい感覚にとらわれてしまう。

玄関を上がるとすぐ、ガラス戸で区切られた客席がある。
客間をふた部屋、真ん中に昔は障子で区切られていたのだろう。八畳間と十畳間を開放し客間に割り当てられている。
女性店主の杉村さんが、街中を歩きまわって厳選したアンティークの調度品が飾られた店内は、カレー屋さんと言うより、プロバンスあたりの家庭料理をざっくばらんに食べさせる趣味の良いレストランのようだ。

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この店を紹介してくれた友人と、二人がけのテーブルに着く。
友人の薦めで“ごぼうのカレー”を。
東桜あたりで移動販売をしていたと言う杉村さんが、この地に店を開いてから、まだ、数年だそうだが、常連客らしい年配者のふたり連れや若いカップルが入れ替わりに来客されているところをみると、なかなか盛況のようである。
その盛況ぶりは杉村さんの人柄もあるのだろう、下町を感じさせる暖かい方で、岐阜のご出身。
初めてのボクにも、本当に親類のように気さくに話してくださる。

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カレーが運ばれて来る。
よく煮込んだごぼうのドライカレー。
ごぼうの芯まで味が染み、シャキシャキの歯ごたえがアクセント。
流行りのスパイスばかりを強調する派手な味ではない。
野菜の旨味を生かした素朴な味。
自ら野菜を育てていらっしゃるそうだ。
さすがは、野菜の生かし方をよくご存知だ。

店の暖かい雰囲気とこの味に惹かれ通う人々も多いのだと感じる。

杉村さんの人柄の良さと、トモダチのよしみに甘えて、初対面でイキナリ、図々しい話だが、別れ際に“オヤジ弁当カード”を置かせて頂いた(笑)

本山、バブーシュカ。
大人の隠れ家には、心地よい居住まいがある店だ。


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twitterでfollowしていただいている、ごまさんの紹介記事です!


本日のレシピです。
生のタラが冷蔵庫にありました。
毎回、煮付けばかりもナンなのでねぎ味噌焼きにしました(笑)
ちょうど先日、従妹に高山の味噌を貰ったこともあり、その味噌を使い作ってみました。
割と甘めの豆味噌で、味噌焼きには最適な味噌だと思います。
それでは、レシピをどうぞ!

“タラのねぎ味噌焼きのレシピ

材料
タラの切り身 2切れ
味噌(高山味噌) 30g
みりん 大さじ2
砂糖 中さじ1
酒 大さじ1
醤油 小さじ1
おろしニンニク 少々
ねぎ 適量
白ごま 適量

作り方
1、タラの切り身を食べやすい大きさに一切れを三等分くらいに切る。

2、ねぎをみじん切りにし、味噌、みりん、砂糖、酒、醤油、おろしニンニク、白ごまをボウルにあけなめらかになるまで、よく混ぜる。混ぜ上がったらタラの切り身を漬け、15分以上漬けておく。(一晩、漬けて冷蔵庫に保存しても可)

3、フライパンにサラダ油をしき、タラの切り身を軽く焦げ目がつく位まで焼く。焦げ目が付いたら、ボウルに混ぜた味噌を入れ弱火で煮るように焼く。ねぎに火が通り、味噌がペースト状になったら出来上がり。

フライパンで煮るように焼くのは、タラに火がとおり難いので。
タラの身は結構、分厚いので生焼けにならないように注意して焼きましょう。
水菜などの野菜をみじん切りにして盛りつけると色味も鮮やかです!

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【ジャンル】:グルメ 【テーマ】:男の料理
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